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  2006年11月10日更新  
シー・ズー今月のNo.ワン! 

シー・ズー Shih Tzu

中国

【体高】
雄 体高27cm以下、雌 体高27cm以下

【体重】
雄 8kg以下、雌 8kg以下(4〜7kgくらいが理想)

【毛色】
特に決まりはないが長毛種。
毛の色は、ゴールド・アンド・ホワイト、ブリンドル・アンド・ホワイト、
ブラック・アンド・ホワイト、ブルー・アンド・ホワイトなどがある。

シー・ズー
シー・ズー
出生にはいくつかの説があるが、「ラサ・アプソ」と「ペキニーズ」の混血とも言われている。 1934年に、「ラサ・アプソ」とは違う種類として正式に認められました。その後、中国からイギリスへ、イギリスからアメリカを始め、世界各地へ伝わりました。日本に渡ってきたのは1960年代のことです。日本で飼育されるようになってからまだ50年程度しかたっていないのです。

【由来】
中国語で「獅子狗(シー・ズー・クゥ)」から流れているといわれ、この言葉はチベットの“獅子(ライオン)犬”を意味する 。中国王宮で寵愛されて育てられていたとされ、神の使者として神聖なものとあがめられていた。仏教徒の中では、シー・ズーと獅子に神性があると信じられていたともいわれている。

【特徴】
普段は毛を振り乱して遊んでいるやんちゃな犬だが、フルコートで正装させると高貴な気品をかもしだす。ショーではフルコートに伸ばし、誇らしげな容姿を作り出すことが一般的だが、逆に家庭犬としては長毛を生かしてトリミングを楽しむ事もできる。
「陽気で明朗活発」の言葉が良く似合い、家庭犬としてとても人気が高い。
目が大きく、遊びが大好きでプライドが高いところがある。
「菊の花みたいな顔の犬」とよばれることもあり、これは顔の毛があちこちにむかって生えていることからきているとされている。

               

犬は自分の異常を訴えることがないので犬の健康状態や生命については、飼い主に100パーセントの責任があります。
犬が異常なサインを発していたら、真先に気づいてあげましょう。

 

シー・ズー

シー・ズーがかかりやすい病気

  1. 角膜炎
    <目が白くにごる>
    目の周りの毛やまつ毛に刺激されたり何かにぶつかったりすることで角膜が傷つき炎症を起こす病気。シーズーは特に目が大きいので注意。炎症が悪化して腫瘍になったり目が白くにごることもあるので毛が目に触れないようにして気をつけましょう。

  2. 外耳炎
    <耳のかゆみ>
    寄生虫や真菌、細菌などの感染性、あるいはアレルギー性などでなりやすい。患部が赤く腫れ、かゆくなり、耳垢もたまりやすくなり、異臭も漂ってきます。かゆみ、不快感がひどくなり、常に後ろ足で耳をかくようになる。慢性化すれば、皮膚が厚くなり、時には外耳を取り巻く軟骨が変形し外耳道が狭くなったり、腫瘍の要因となったりします。

  3. アレルギー性皮膚炎
    <皮膚がはれる・赤くなる・かゆがる>
    化学物質や食べ物などに反応したり、ノミなどに指されることでかゆみや発疹がおこる。かゆがってかんだり引っかいたりするので毛が抜けてしまい、かき傷からニ次的な細菌感染が起こることもある。ノミの成虫駆除と共に環境も含めて対策をすることが重要です。

  4. 眼瞼内反症
    <まぶたが内側にめくれている>
    まぶたが内側に曲がり込んだ状態になること。まつ毛が角膜や結膜を刺激して、角膜炎や結膜炎をひきおこすことがあります。目をこすったりする行為が増えたり、涙が流れる場合は要注意です。

  5. 股関節形成不全
    <歩行が困難になる>
    後ろ足の骨が正常に発育せずに腿の部分の受け皿になる骨に大腿骨がしっかりと組み合わされていない状態を言います。重度の子では痛みのために寝ることも出来ず、全く歩けなくなってしまう場合もあります。

  6. 脂漏症
    <皮膚がカサカサ、ベトベト・フケが多い>
    乾燥してフケの多い皮膚になったり、皮脂でベタつく皮膚になり、臭いやかゆみ、脱毛がおこります。ミネラルやビタミンなどの栄養不足も考えられますので食事の内容には十分に注意してください。

  7. 流涙症
    <涙と目やにがあふれて炎症になる>
    何らかの原因で涙の分泌が多くなったりすると目頭を汚し、まぶたに炎症ができることがあります。まぶたが赤く腫れて湿疹がでるとこともある。かいたりするといっそう症状を悪化させます。まぶたを清潔にし、涙をまめにふきとってあげましょう。

※※書いてある病気は他の犬種より発生頻度が高いと報告されていると言うことであり、起こる確率が高いというわけではありません。
※※気になる症状がある場合は、かかりつけの獣医師にすぐご相談下さい。

動物用サプリメント

ご存知の方も多いですが、サプリメントとは「栄養補助食品」のこと。通常の食事では摂取しきれない栄養を補うのが目的です。
ブルーベリーに含まれるアントシアニンは目の為に!カルシウムは骨を丈夫にするために!コンドロイチンは骨・軟骨の為に!腎臓病にはビタミンC、Eとコエンザイム!等など。気になる部分にそれぞれのサプリメントを摂取するのはとっても大変です。プロワン・ドッグは全ての犬種・成長段階のワンちゃんにご利用いただけるマルチ・サプリメントです。
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