今月のNo.ワン!
柴 Shiba
日本
【体高】
雄40〜42cm、雌37〜41cm
【体重】
決まりはない
【毛色】
赤、胡麻、黒胡麻、赤胡麻、黒褐色など
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初めて柴がアメリカに渡ったのは、1954年のことで、AKC(アメリカンケネルクラブ)に認定されたのは1993年。
小型の愛玩犬や洋犬にはみられない、日本独特の「自立性」と、他人とは「距離をおく」資質に賞賛をおくる海外の愛犬家も多く、近年海外、特にアメリカにおける柴犬の人気は高まるばかりです。
海外では「東洋的な犬」として高い評価を受けており、熱心なブリーダーも増えてきています。 |
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【由来】
この「シバ」という名前は古い言葉で「小さいもの」という意味に由来するという説がありますが、この堅守の毛色が、赤褐色に輝く「柴の木の色」に似ているかことからつけられたともいわれています。
柴の起源はよくわかっていませんが、スピッツの血統を引き継いでいると考えられています。
日本固有の犬種は全部で6犬種ありますが、そのなかでも最も小さく、縄文時代の遺跡からも骨が見つかっているくらい最も古くから存在していた犬種です。
【特徴】
柴は、体高より体長がやや長く、バランスのとれた体型をしています。
小さくピンと立った耳、厚い被毛、強健な体、そしてクルリと巻いた尻尾といった、北方系の犬種にみられる典型的な特徴を持っています。
硬くて直毛の上毛と柔らかい下毛の二層構造の被毛が、小さな体を外界の環境から守り、いつも活発に動き回ることができます。
【性格】
大胆かつ快活で、頑固な面を持ち合わせています。
純粋な性格がうかがえる素朴な表情をしており、軽快な足取りで、敏捷にイキイキと歩くのが特徴です。
時々、その大胆で勇敢な性格から、同性の犬に攻撃的になったり、小さな動物を追いかけたりする傾向があり、いつでも何かおもしろい冒険をしようと身構えているような犬種です。
縄張り意識が強く、見知らぬ人に対しては距離を置いた態度で接しますので、優秀な番犬に向いているといえるでしょう。
犬は自分の異常を訴えることがないので犬の健康状態や生命については、飼い主に100パーセントの責任があります。
犬が異常なサインを発していたら、真先に気づいてあげましょう。
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